セラミック治療(審美歯科)で健康的かつ美しい歯に
セラミック治療では、見た目の改善を目的として、より美しく天然歯に近い歯に再現することが可能です。また、保険診療で作製した被せ物は、噛ませる目的で作られています。したがって、身体への影響や見た目は考慮されていないことが多いのです。
セラミックであれば、審美性に長けた歯に治療できて経年劣化もしにくいため、きれいな見た目を長期間維持することができます。また、高品質な材質なので身体への影響も少なく、安心して治療を受けられるのも魅力です。
当院のセラミック治療の特徴
特徴1 患者様に最適な素材をご提案
セラミックには、様々な種類があります。当院では、ジルコニアセラミックやオールジルコニアなど多種類の素材を取り揃えております。その中から、患者様にご納得頂ける素材をご提案いたします。
特徴2 保証制度(最長2~7年)があります
当院で作製した詰め物や被せ物は、保証期間が最長2~7年となっております。ただし、通常の使用方法で破損した場合で、6ヶ月程の定期検診にお越し頂いた方に適用いたします。何か不明点がございましたら、お気軽にお申し付けください。
セラミック治療(審美歯科)はこんな方におすすめ

- より自然な見た目を希望される方
- 体に優しい材料で治療したい方
- 長持ちする材料で治療したい方
- 銀歯や詰め物・被せ物の見た目が気になる方
- 歯や体をより健康に保ちたい方
- 金属アレルギーが気になる方
当院で取り扱うセラミック
オールセラミック(詰め物・被せ物)
金属は全く含まれないセラミックだけで作製された詰め物や被せ物です。全てセラミックが材料なので、金属の悪影響などを回避したい方に最適です。
こんな方におすすめ
- 審美性をとことん追求される方
- 金属アレルギーが気になる方
- 金属による歯茎の変色などを避けたい方
メリット
- 天然歯と区別がつかないくらいの見た目を再現できる
- 年数が経ってもキレイな状態を保てる
- 虫歯や歯周病のリスクを高めない
- 金属アレルギーの心配が一切ない
- 金属イオンによる歯茎の黒い変色を起こさない
デメリット
- 治療費が高め
- 力が強くかかる場所、歯ぎしりの強い方では割れてしまうことがある
CAD/CAM技術を取り入れています
セラミックの製作は、従来までだと歯科技工士が全て手作業で作るのが普通でした。ですが、最近では最後の仕上げ部分を除いて、機械が型取りデータを読み込んで正確に削り出すCAD /CAM技術により、短時間で、非常に精度の高い修復物を作ることが可能になっています。最終過程では、周囲の歯に合わせて技工士が入念な仕上げを行うため、高精度、かつ美しい修復物が完成します。
ジルコニアセラミック(詰め物・被せ物)
人工ダイヤモンドと呼ばれるほど優れた耐久性や硬度を持ち合わせ、噛む力が強い奥歯などの被せ物に適しています。金属は含まれていないので、アレルギー反応は起こりません。しかし、硬度が天然歯より高いので、嚙み合わせの歯に負担がかかる場合があります。
こんな方におすすめ
- あまり歯を削らずセラミックを入れたい方
- 金属を使用せずにブリッジを入れたい方
- 通常のセラミックで破損したことがある方
メリット
- 噛む力が強い部分でも金属を使用しない
- 硬い素材で薄く作製でき、歯を削る量も抑えられる
- 硬度が高く、破損しにくい
- 歯周病や虫歯の発症がほぼない
- 金属の成分で歯茎が黒くならない
- 時間が経ってもきれいなまま
- 金属アレルギーの恐れがない
デメリット
- 透明感が高いとは言えず、前歯には適さない可能性がある
- 料金が高額
メタルボンドクラウン(被せ物)
被せ物の外側にはセラミック、内側には金属を使用し、割れにくく作られたのがメタルボンドクラウンです。耐久性は優れていますが、透明感や色味がオールセラミックには及びません。その上、金属を使用しているので、金属アレルギーをお持ちの方には不向きです。
こんな方におすすめ
- 治療費を抑えたい方
- 噛む力が強い方
メリット
- オールセラミックより低価格
- 大体の歯科医院で取り入れられている
- 見た目も少し改善され、耐久性が良い
デメリット
- 歯茎が変色や、金属アレルギーが心配
- 透明感がオールセラミックよりない
ハイブリッドセラミック(詰め物・被せ物)
歯科用プラスチックのレジンとセラミックをハイブリッド(組み合わせる)したものです。硬度や柔軟性が丁度よく、保険診療より安価で作製できて見た目も悪くありません。
こんな方におすすめ
- 審美性もありつつ、低予算で治療したい方
メリット
- 低料金で見た目もきれいに治療可能
デメリット
- セラミックより摩耗が速い
- 内側に金属を入れると、金属アレルギーや歯茎が黒くなる
- 時間が経つと少し変色する可能性がある
ダイレクトボンディング(ハイブリッド・コンポジットレジン修復)
既にお使いの詰め物や虫歯を削った後に、ペースト状の白い素材(ハイブリッドセラミック)を充填し、光照射して固めるのがダイレクトボンディングです。審美歯科治療の一つで、保険適用のプラスチックと比べてきれいな見た目や丈夫さを兼ね備えています。
こんな方におすすめ
- すきっ歯が気になるが歯を削らずに治したい、また矯正治療も考えていない方
- 前歯の詰め物をもっと自然な色にしたい
メリット
- すきっ歯でも歯を削らずに改善可能(すきっ歯以外も)
- 保険よりきれいで変色も起こりにくい
デメリット
- 力がかかると外れる恐れがある
- 自費診療
ゴールド(詰め物・被せ物)
ゴールドは、貴金属(金合金や白金加金など)で作製されており、見た目もセラミックのような歯の色とは異なります。保険適用の銀歯と比べ、柔軟性があり、品の良さを兼ね備えられた金属です。硬い素材なので破損しにくいなどの利点があります。
こんな方におすすめ
- 周りの歯に負担をかけたくない方
- セラミックを入れると破損してしまう方
- 経年劣化しにくく長期間使用できるものを入れたい方
メリット
- 歯との相性が良いので馴染みやすく、虫歯のリスクが少ない
- 保険で作製した金属より金属アレルギーの恐れは少ない
- 強度が高く、セラミックより歯を削る量が少ない
- 保険の金属より歯や歯茎の変色が起きない(酸化しにくいため)
- 丁度いい硬さなので、周りの歯に負担がかからない
デメリット
- 歯の色が異なるので、目立ちやすい
- 自費診療
- 金属アレルギーの可能性がないわけではない
セラミックの寿命は?
セラミックは、お手入れ次第で寿命を10~20年程度長くさせることができます。しかし、お手入れを怠ってしまうと、5年くらいで壊れてしまう方もいらっしゃいます。セラミックが壊れてしまう原因には、良くない噛み方や食いしばり・歯ぎしりなどがあり、このような癖をお持ちだとセラミックの消耗スピードが速まります。すぐに治る癖ではありませんが、食いしばりや歯ぎしりの治療を受けたり、就寝時にナイトガードやマウスピースを装着したりするのが最優先です。噛み合わせが悪い方は、患者様の口腔内を確認して治療を行う場合もあります。
セラミック治療の料金
オールセラミッククラウン(保証:最長7年) | ジルコニアフレーム 165,000円 e-maxフレーム 132,000円 |
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フルジルコニアクラウン(保証:最長7年) | 121,000円 |
メタルボンドセラミッククラウン(保証:最長7年) | 121,000円 |
ハイブリッドセラミッククラウン(保証:最長7年) | 88,000円 |
ゴールドクラウン(保証:最長7年) | 198,000円 |
銀パラジウム冠(保証:最長2年) | 保険適用 |
レジン前装クラウン(保証:最長2年) | 保険適用 |
セラミックインレー(保証:最長4年) | 77,000円 |
ハイブリッドセラミックインレー(保証:最長4年) | 55,000円 |
ゴールドインレー(保証:最長4年) | 110,000円 |
銀パラジウムインレー(保証:なし) | 保険適用 |
税込総額表記です
※保証期間については、最低半年ごとの定期健診を受けることが条件となります。詳細はお尋ねください。
※症例により、適用できない場合がございます。
※年数によって自己負担額は変わります。
セラミック治療の症例
「前歯1本 ジルコニアオールセラミックCr (ホワイトニング)」
Before
After
年齢 | 40代女性 |
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主訴 | 前歯の色が気になる |
施術内容 | 過去に神経をとる治療を受けていたため、右上の真ん中の前歯が変色し、審美障害が生じていた。ご本人は全体の歯の色が暗いことも気にされていたため、ホームホワイトニングによって全体的に歯の色を明るくした後、その色に合わせて右上の前歯を最も審美的と言われるオールセラミックの被せ物によって治療した。セラミックの被せ物を入れる前処置として、根の中に潜む細菌を可及的に減らす目的で根管治療を行った。また、噛み合わせの負担が歯にがかかった際に、歯が最も割れにくいと報告されているファイバーコアと呼ばれる土台をたてた後、被せ物を作成した。 |
治療期間(約2カ月) | 根管治療を行うのに2週間。 ファイバーコアをたて、歯の形を整えた後に型取りを行い、プロビジョナルレストレーションと呼ばれる最終的な被せ物をイメージした仮歯を入れるのに2週間。 ホワイトニング用のトレーを作製し、ホームホワイトニングを行い、全体の歯の色を明るくするのに2週間。歯の色みを合わせた最終の被せ物を作製し、装着するのに2週間。 |
料金 | 154000円(ジルコニアオールセラミッククラウン) × 38500円(ホームホワイトニング) = 合計 192500円(税込) |
リスク・副作用 | 被せ物が入るように歯の形を整えるのに歯を削る必要がある ホワイトニングを行うことで、一時的に知覚過敏の症状が出ることがある |
「前歯4本 フルジルコニアブリッジ」
Before
After
年齢 | 50代女性 |
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主訴 | 被せ物が合わない |
施術内容 | 数年前に装着した上の前歯のブリッジ(③②1┸①:保険適応)の周囲に細菌や汚れが蓄積し、歯ぐきに強い炎症が起こっていた。適合の悪いブリッジを外し、清掃のしやすい形態の仮歯を装着した上で、まずは歯ぐきの炎症を引き起こしている細菌性プラークを除去する歯周基本治療(歯肉縁上スケーリング、スケーリングルートプレーニング(SRP))を行った。その後の再評価検査にて歯ぐきの状態が安定したため、歯ぐきとの生体親和性が非常に高く、汚れや細菌性プラークが付着しにくいオールセラミックのブリッジ(③②1┸①)を作製した。 |
治療期間(約2カ月) | 適合に悪い前歯のブリッジと細菌性プラークを除去する歯周基本治療を行うのに2ヶ月。 ブリッジの支台となる歯の形を整え、型取りを行った後、プロビジョナルレストレーションと呼ばれる最終的な被せ物をイメージした仮歯を入れるのに2週間。 歯の色みを合わせた最終の被せ物を作製し、装着するのに2週間。 |
料金 | 440,000円(フルジルコニアセラミックブリッジ4本分) |
リスク・副作用 | 被せ物が入るように歯の形を整えるのに歯を削る必要がある |
「前歯6本 ジルコニアオールセラミックブリッジ」症例
Before
治療中
After
年齢 | 60代女性 |
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主訴 | 被せ物の色が気になる |
施術内容 | 10年以上前に装着した上の前歯のブリッジ(③2①┸1②:保険適応)が変色し、審美障害を生じていた。また、被せ物と歯ぐきの境目の部分の歯ぐきが黒く変色し、被せ物との境目の暗く変色した歯質が露出した状態であった。さらに、ブリッジ周囲には細菌や汚れが蓄積し、歯ぐきに炎症を認めた。適合の悪くなったブリッジを外し、清掃のしやすい形態の仮歯を装着した上で、まずは歯ぐきの炎症を引き起こしている細菌性プラークを除去する歯周基本治療(歯肉縁上スケーリング、スケーリングルートプレーニング(SRP))を行った。その後の再評価検査にて歯ぐきの状態が安定したため、歯ぐきとの生体親和性が非常に高く、汚れや細菌性プラークが付着しにくいオールセラミックのブリッジ(③2①┸1②③)を作製した。 |
治療期間(約3カ月) | 適合に悪い前歯のブリッジと細菌性プラークを除去する歯周基本治療を行うのに1ヶ月。 ブリッジの支台となる歯の形を整え、型取りを行った後、プロビジョナルレストレーションと呼ばれる最終的な被せ物をイメージした仮歯を入れるのに1ヶ月。 歯の色みを合わせた最終の被せ物を作製し、装着するのに1ヶ月。 |
料金 | 924,000円(ジルコニアオールセラミックブリッジ6本分) |
リスク・副作用 | 被せ物が入るように歯の形を整えるのに歯を削る必要がある |
「前歯6本 ジルコニアオールセラミッククラウン」症例
Before
After
年齢 | 30代男性 |
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主訴 | 上の前歯をきれいにしたい |
施術内容 | 過去に上の前歯にむし歯治療が施されており、詰め物の形態不良や変色が認められた。また、患者様は歯ぎしりの既往があり、前歯の切端がすり減っている状態だった。レントゲン写真によって詰め物の直下や歯と歯の間に新たなむし歯が見つかったため、まずはむし歯の治療を行った。また、今後さらなるむし歯をつくらないために、歯磨きの指導、むし歯の原因となる食生活習慣の改善、虫歯予防に効果的なフッ化物の応用を徹底した。その上で、歯ぐきとの生体親和性が非常に高く、汚れや細菌性プラークが付着しにくいオールセラミックの被せ物(321┸123)を作製した。 |
治療期間(約3カ月) | 上の前歯のむし歯治療を行うのに2週間。 被せ物の支台となる歯の形を整え、型取りを行った後、プロビジョナルレストレーションと呼ばれる最終的な被せ物をイメージした仮歯を入れるのに1ヶ月半。 歯の色みを合わせた最終の被せ物を作製し、装着するのに1ヶ月。 |
料金 | 924,000円(ジルコニアオールセラミッククラウン6本分) |
リスク・副作用 | 被せ物が入るように歯の形を整えるのに歯を削る必要がある |
「前歯6本 ジルコニアオールセラミッククラウン」症例
Before
After
年齢 | 60代女性 |
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主訴 | 被せ物の色が気になる |
施術内容 | 10年以上前に装着した上の前歯の被せ物(321┸13:保険適応)が変色し、審美障害を生じていた。また、被せ物と歯ぐきの境目の部分の歯ぐきが黒く変色し、被せ物との境目の暗く変色した歯質が露出した状態であった。さらに、被せ物の適合が悪いことが原因で周囲には細菌や汚れが蓄積し、歯ぐきに炎症を認めた。適合の悪くなった被せ物を外し、清掃のしやすい形態の仮歯を装着した上で、まずは歯ぐきの炎症を引き起こしている細菌性プラークを除去する歯周基本治療(歯科衛生士によるブラッシング指導、歯肉縁上スケーリング、スケーリングルートプレーニング(SRP))を行った。その後、歯ぐきの状態を再評価する検査にて歯ぐきの状態が安定したため、丈夫な金属の裏打ちの表面にセラミックとプラスチックを混合した材料を築盛したハイブリッドセラミッククラウン(321┸123)を作製した。 |
治療期間(約3カ月) | 適合に悪い前歯の被せ物と細菌性プラークを除去する歯周基本治療を行うのに1ヶ月。 ブリッジの支台となる歯の形を整え、型取りを行った後、プロビジョナルレストレーションと呼ばれる最終的な被せ物をイメージした仮歯を入れるのに1ヶ月。 歯の色みを合わせた最終の被せ物を作製し、装着するのに1ヶ月。 |
料金 | 462,000円(ハイブリッドセラミッククラウン6本分) |
リスク・副作用 | 被せ物が入るように歯の形を整えるのに歯を削る必要がある |
「前歯2本 ジルコニアオールセラミッククラウン(部分矯正併用)」
Before
治療中
After
年齢 | 20代女性 |
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主訴 | 上の前歯が小さい |
施術内容 | 上の左右2番目の前歯の大きさが通常より小さい状態(矮小歯)で患者様にとっての審美障害が生じていた。また、上の左右真ん中の前歯の間に小さな隙間が生じていた。さらに、歯と歯の間や歯と歯ぐきの境目には細菌や汚れが蓄積し、歯ぐきに軽度の炎症を認めた。まずは歯ぐきの炎症を引き起こしている細菌性プラークを除去する歯周基本治療(歯科衛生士によるブラッシング指導、歯肉縁上スケーリング)を行った。その後、上の左右中央の前歯(1┸1)に矯正装置を装着し、歯と歯の間の隙間を可及的に閉じた上で、歯ぐきとの生体親和性が非常に高く、汚れや細菌性プラークが付着しにくいオールセラミッククラウンを( 2┸2)作製した。 |
治療期間(約3カ月) | 細菌性プラークを除去する歯周基本治療を行うのに2週間。 上の左右中央の前歯(1┸1)の隙間を可及的に閉じ、2番目の歯の形越を整え、型取りを行った後、プロビジョナルレストレーションと呼ばれる最終的な被せ物をイメージした仮歯を入れるのに2ヶ月。 歯の色みを合わせた最終の被せ物を作製し、装着するのに1ヶ月。 |
料金 | 308,000円(ジルコニアオールセラミッククラウン2本分) |
リスク・副作用 | 被せ物が入るように歯の形を整えるのに歯を削る必要がある ·歯を動かす際に違和感や多少の痛みを伴うことがある |
「前歯1本 e-maxオールセラミッククラウン」症例




年齢 | 60代女性 |
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主訴 | 上の前歯の被せ物が取れた |
施術内容 | 5年程前に治療した左上2番目の前歯の被せ物が取れてしまい、審美障害が生じていた。また、さらに、歯と歯の間や歯と歯ぐきの境目には細菌や汚れが蓄積し、歯ぐきに炎症を認めた。治療を開始する前に資料採得を行い、診断用ワックスアップと呼ばれる最終的な被せ物の形態をイメージしたレプリカを作製し、患者様と治療のゴールを共有した。ゴール設定をした上で、まずは歯ぐきの炎症を引き起こしている細菌性プラークを除去する歯周基本治療(歯科衛生士によるブラッシング指導、歯肉縁上スケーリング、スケーリング・ルートプレーニング(SRP))を行った。その後、歯ぐきとの生体親和性が非常に高く、汚れや細菌性プラークが付着しにくいオールセラミッククラウン(┗2)を作製した。セラミックの被せ物を入れる前処置として、歯の根の中に潜む細菌を可及的に減らす目的で根管治療を行った。また、噛み合わせの負担が歯にがかかった際に、歯が最も割れにくいと報告されているファイバーコアと呼ばれる土台をたてた後、被せ物を作成した。 |
治療期間(約2カ月) | 資料採得を行い、診断用ワックスアップ(最終的な被せ物のレプリカ)を作製して患者様と治療ゴールを共有するのに約1週間。 細菌性プラークを除去する歯周基本治療を行うのに約2週間。 左上2番目の前歯にファイバーコアをたて、形越を整え、型取りを行った後、プロビジョナルレストレーションと呼ばれる最終的な被せ物をイメージした仮歯を入れるのに約2週間。 歯の色みを合わせた最終の被せ物を作製し、装着するのに約1ヶ月。 |
料金 | 121,000円(e-maxオールセラミッククラウン1本) |
リスク・副作用 | 被せ物が入るように歯の形を整えるのに歯を削る必要がある |
「前歯2本 e-maxオールセラミッククラウン」症例




年齢 | 20代女性 |
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主訴 | 上の前歯 |
施術内容 | 5年程前に神経を抜く治療した左上1番目の前歯に変色が生じ、審美障害が生じていた。また、上の前歯が下の前歯よりも前方に出ており、特に右上1番目の前歯が顕著に前に出ていた。さらに、歯と歯の間や歯と歯ぐきの境目には細菌や汚れが蓄積し、歯ぐきに軽度の炎症を認めた。治療を開始する前に資料採得を行い、診断用ワックスアップと呼ばれる最終的な被せ物の形態をイメージしたレプリカを作製し、患者様と治療のゴールを共有した。ゴール設定をした上で、まずは歯ぐきの炎症を引き起こしている細菌性プラークを除去する歯周基本治療(歯科衛生士によるブラッシング指導、歯肉縁上スケーリング)を行った。その後、歯ぐきとの生体親和性が非常に高く、汚れや細菌性プラークが付着しにくいオールセラミッククラウン(┗2)を作製した。セラミックの被せ物を入れる前処置として、歯の根の中に潜む細菌を可及的に減らす目的で根管治療を行った。また、噛み合わせの負担が歯にがかかった際に、歯が最も割れにくいと報告されているファイバーコアと呼ばれる土台をたてた後、被せ物を作成した。 |
治療期間(約3カ月) | 資料採得を行い、診断用ワックスアップ(最終的な被せ物のレプリカ)を作製して患者様と治療ゴールを共有するのに約1週間。 細菌性プラークを除去する歯周基本治療を行うのに約2週間。 左上2番目の前歯にファイバーコアをたて、形越を整え、型取りを行った後、プロビジョナルレストレーションと呼ばれる最終的な被せ物をイメージした仮歯を入れるのに約2週間。 歯の色みを合わせた最終の被せ物を作製し、装着するのに約1ヶ月。 |
料金 | 242,000円(e-maxオールセラミッククラウン2本分) |
リスク・副作用 | 被せ物が入るように歯の形を整えるのに歯を削る必要がある |